未就業の大学・高校卒業者を対象とした就業支援を,人材サービス会社のマンパワー・ジャパンが全国の自治体と協力し,実施する(プレス・リリース)。今回の就業支援事業では,基礎研修を実施した後,実際の企業で最長6カ月間の就業体験を経て,直接雇用での就業までを支援する。

 今回の就業支援事業は,この6月から北九州市および千葉県で実施することが決定した。なお,広島県では既に4月から,卒業後まだ就職先が決まっていない高校卒業者を対象とした同様の就業支援事業を実施している。2010年3月に卒業した大学生の内定率は2月1日時点で前年同月比6.3ポイント減の80.0%,高校生の内定率は1月31日時点で同6.4ポイント減の81.1%(厚生労働省および文部科学省調べ)と,厳しい雇用情勢が続いている。