「世界中の情報を整理し,世界中の人がアクセスして使えるようにする」という目標を掲げる米Google社。同社はその壮大な目標の下に,検索エンジン「Google」をはじめ,「Gmail」や「Googleマップ」など様々なウェブ・サービスを提供している。世界中の何千万,何億という人に毎日使われる魅力的なサービスを作り続けているGoogle社のエンジニア達は,日々,どのように仕事をしているのだろうか。Google日本法人で働くソフトウエアエンジニア 検索担当の若手エンジニアの大倉務氏に,Google社におけるエンジニアの仕事を紹介してもらいながら,エンジニアの魅力を探る。(Tech-On!)

(本稿は,2009年10月10日開催の第1回Tech-On!Campusミーティング「だから,エンジニアは面白い」での大倉氏の講演を基に構成したものです)

大倉 務(おおくら・つとむ)
2008年3月に大学院の修士課程を修了。その後,新卒のエンジニアとして,Google 日本法人に入社。入社して約1年半にわたり,主にウェブ検索関連の仕事に従事している。