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旭鍍金工業(株)

フープメッキ処理を施すコイル・シート部品のコストダウン設計(条数増加)

事例

  • 2017/11/06 00:00

コイル状の帯材をフープメッキにより連続加工する場合には、加工費用は長さに比例するため、幅が狭い製品ほどコスト高になります。製品仕様上問題が無ければ、コイル状帯材の製品の幅方向を広げる(条数を増やす)ことで、加工費用を抑えることが出来ます。設計者は、上記のようなフープメッキの加工費用の決まり方を理解することで、コストダウンを図ることができます。

コイルやシート状の製品をメッキ加工するには、フープメッキを行うことになります。フープメッキでは、コイルやシート状の帯材を連続的に電解液に通すことでメッキを行いますが、一般に加工費用は加工時間により決定されます。単位長さあたりが長くなるため、加工時間は製品の長さに比例することになり、帯材の幅が狭いほど加工費がコスト高となります。

フープメッキにより、コイル状の帯材の製品を連続メッキ加工する場合には、加工費用は長さに比例するため、幅方向を広げることで、加工費用を抑えることが出来ます。裁断して使用する帯材の製品などの場合には、下図のように幅方向にメッキ加工面を広げて(条数を増やす)w300(w100×3) とすることにより、加工費を大幅に削減することが可能となります。

フープメッキは板材の製品に限りますが、少人数で大量生産できるため表面処理費用が安くできるのが特長です。少量多品種の製品には向いていませんが、ある程度数が動く製品であれば表面処理費用をコストダウンすることができます。後でプレス加工等しても差支えが無い製品であれば、先に板材として表面処理を行うことでコスト削減することができます。

旭鍍金工業(株)ではフープメッキ装置が3台あり、24時間加工してお客様に提供しています。今年中に1ライン増設する予定でラインを作成中です。設備を自社で作成することが出来ますのでお客様の仕様に合わせた表面処理を提供することができます。大手鋼板メーカーに無い仕様で表面処理が可能ですので、定形外の寸法品や特別仕様の表面処理等をお考えであれば是非ご相談ください。

条数の少ないフープ材
条数の多いフープ材
フープNiメッキライン

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