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HOMEPR News > ニッケルメッキの活用 機能性向上のための、めっき処理部品のVA/VE設計のポイント

旭鍍金工業(株)

ニッケルメッキの活用 機能性向上のための、めっき処理部品のVA/VE設計のポイント

事例

  • 2017/10/02 00:00

軽量材料のアルミやチタンはハンダ付けできませんが、表面にニッケルメッキをすることで軽量材料の特性を生かしたままハンダが可能になります。また、鉄上のニッケルは防錆効果があるため、多くの装飾用途の仕上げメッキや下地メッキに使用されています。このように材料としてのニッケルはその特性(ハンダ特性、磁性、防錆特性、耐薬品性)などから、様々な分野で活用されています。ニッケルめっきを活用する事で、表面にのみニッケルを成形することができるため、ニッケルの特性を生かした様々な応用が可能になります。

<Before/画像1>
軽金属のアルミやチタンはその電気特性や軽量特性から様々な用途に使用されていますが、そのままではハンダ付けが出来ないため設計の幅が制約されることがあります。

<After/画像2>
ニッケルめっきをする事で、アルミやチタンなどの難ハンダ金属の表面をニッケルで覆いニッケルの特性を表面に付与する事が出来ます。ニッケルはハンダ付け性があるため、アルミやチタンなどでもハンダ付けを見据えた設計が可能になります。

<ハンダ向上プロセス共通事項>
どのプロセスも金属表面の酸化を阻害する事でハンダ濡れ性を向上させます。保管状態等に左右されますがハンダ濡れ性が劣化した場合、再生することができます。お客様のハンダの条件等によりハンダ濡れ性の状態が左右されますので、実際にハンダしていただきプロセスを選定されることを推奨いたします。

<各プロセスの説明及び採用事例/画像3>
プロセス処理後にドライヤーで160℃30分乾燥を行い酸化を加速させて比較しました。
未処理品以外は酸化防止できていることが確認できます。

①ハンダ向上プロセスA
ハンダ濡れ性を大きく改善しWB性も向上いたします。ハンダ濡れ性を向上させる目的でニッケル上に金メッキすることがありますが、ハンダ濡れ性が向上するため金メッキを削減または無くすことができ、コストダウンすることができます。汎用性があり金属種を選ばないプロセスです。
採用製品:リードフレームやヒートシンク、電子部品

②ハンダ向上プロセスB
主にニッケルのハンダ濡れ性向上に効果があります。処理コストはAより安くすみますが、効果はAより落ちます。
採用製品:バスバー

③ハンダ向上プロセスC
主にスズの上に効果があります。Bと同等の性能のプロセスです。
採用製品:バスバー、端子

④ハンダ向上プロセスD
ニッケル上に適しています。Bより保管期間は短くなりますが、コストは安くなります。採用製品:HEVの端子

ハンダ濡れ性にお困りのお客様は旭鍍金工業(株)までお気軽にご相談ください。

1 軽金属はハンダ付けが出来ない
2 ニッケルメッキ処理ではハンダ付け可能
3 酸化加速した時の比較画像

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