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STマイクロエレクトロニクス(株)

次世代のコネクテッド・ドライビング・サービスに対応するテレマティクス/コネクティビティ・プロセッサ

製品・サービス

  • 2017/04/07 00:00

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、性能とセキュリティ機能を強化し、より充実したコネクテッド・ドライビング・サービス向けに最適化された、最新のTelemaco3を発表しました。

オンボード・センサのモニタとクラウドとのデータ通信を行うテレマティクス・システムは、車両の遠隔診断、ロードサイド・アシスタンス、OTA(Over the Air:無線通信)によるソフトウェア更新などの高付加価値サービスに対応するため、ますます高度化しています。また、各種インフォテインメント機能(位置情報に基づいたサービス、個人のコンテンツの閲覧、連絡先との通信など)が、エンド・ユーザのメリットをさらに大きくします。ABI Research社によると、2021年までに世界中で72%以上の新車にテレマティクス・システムが搭載されることが考えられています。これは、OEM企業やテレマティクス・サービス・プロバイダのほか、アフターマーケットのベンダーにとってもビジネス・チャンスとなります。

STのTelemaco3は、テレマティクス・プロセッサ、セキュアな車載通信、およびサウンド拡張機能をコスト効率に優れた1チップに統合しているため、先進的なコネクテッド・ドライビング・サービスの利用拡大に貢献します。一般的なアプリケーション・プロセッサや、CPU(中央処理装置)を統合したGSMモデム製品と異なり、Telemaco3は、テレマティクス・アプリケーションに特化しており、通信方式(2G、3G、4G)を選択できる拡張性を持っています。同時に、ハードウェア処理による暗号化アクセラレータと、拡張された通信機能(ギガビット・イーサネット対応、Wi-Fiモジュールを車内ホットスポットとして使用するオプション)により、車載ネットワーク用のセキュアなインタフェースを強化しています。

STのオートモーティブ・デジタル事業部インフォテインメント担当ディレクターであるAntonio Radaelliは、次のようにコメントしています。「コネクテッド・ドライビング・アプリケーションは、テレマティクス・サービスが自動車とその運転の満足度をいかに高めるかをドライバーに示してきました。これからも、洗練された新しいサービスが登場してくることでしょう。業界唯一のテレマティクス/コネクティビティ用プロセッサであるSTのTelemaco3ファミリは、次世代のコネクテッド・ドライビング・サービス向けに必要な性能を備え、車載機器メーカーやアフターマーケット・ベンダーによる魅力的な製品の開発を可能にします。」

Telemaco3ファミリは、STA1175、STA1185およびSTA1195で構成されています。CANインタフェースの数やDSPサブシステムのオプションなどを選択できるため、柔軟な設計が可能です。同ファミリは現在サンプル出荷中で、2017年12月に量産が開始される予定です。

価格およびサンプル提供については、STのセールス・オフィスまでお問い合わせください。

技術情報
Telemaco3ファミリは、前世代品(Telemaco2ファミリ)と比較した場合、電力効率と面積当り効率に優れたメイン・プロセッサの処理速度が3.5倍以上(700 DMIPSから2500 DMIPS)向上しており、テレマティクスおよび通信アプリケーションの性能を強化します。

車載ネットワークのCANインタフェースを制御するARM® Cortex®-M3マイコンは、最新の可変データレート規格であるCAN-FDに対応しているため、データ通信の高速化と高効率化が実現します。加えて、新たに追加されたハードウェア処理による暗号化エンジンにより、OTAによるシステム更新時のデータ認証が強化されます。

DSPサウンド・サブシステムは、ノイズキャンセリングなどにより、音声通信時の音質を向上するオプション機能です。

また、外部インタフェースにより、高性能化され、柔軟な設計が可能になります。これには、通信インタフェース(CAN-FDドライバ、ギガビット・イーサネット、Bluetooth®、Wi-Fi®ワイヤレス・モジュール)、アナログ・パワー・アンプ出力、および外部メモリ用インタフェース(Flashメモリ、DDR3 SDRAM)が含まれます。DDR3コントローラを内蔵しているため、PC市場のスケール・メリット(規模の経済)を活かして、コスト・パフォーマンスに優れた高性能なストレージを使用することができます。

パワー・マネージメント機能は、設計の簡略化と外付け部品点数の低減に役立つため、部材コストを低減できます。さらに、基本機能が常に使用できる状態を維持する常時オン回路と、CANの割り込みイベントなどに高速応答するスマート・ブートが、自動車の電装系かかる負担を最小限に抑えながら、急なイベント処理を確実に実行します。

充実したLinuxカーネルとボード・サポート・パッケージ(BSP)を含むソフトウェア開発サポート、通信スタックやナビゲーション・ソフトウェアなどのミドルウェア、およびCortex-M3サブシステム用FreeRTOSカーネルが用意されているため、製品開発期間の短縮や、Linuxの広範なオープンソース開発エコシステムの活用が可能になります。

お問合せは販売代理店またはSTマイクロエレクトロニクスまで:
■アクシスデバイス・テクノロジー(株) マーケティング&セールス部 03-5484-7340
■クロニクス(株) 営業部 03-5322-7191
■都築電気(株) ソリューション技術部 03-3502-2533
■(株)ネクスティ エレクトロニクス マーケティング本部 03-5462-9622
■バイテックグローバルエレクトロニクス(株) 03-3458-0301
■伯東(株) 電子デバイス第二事業部 03-3355-7635
■(株)マクニカ 営業統括部アカウントセールス1部 045-470-9831

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