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HOME > セミコン・ジャパン 2005 スペシャル・レポート > 【大手半導体製造装置メーカーに聞く】アドバンテスト

セミコン・ジャパン 2005 スペシャル・レポート

大手半導体製造装置メーカーに聞く

アドバンテスト

非メモリー向けテスターが拡大
課題はウエーハ・テスト向け

田所 孝夫 氏
常務執行役員 営業本部長


 2005年は次の三つの成果があった。
 第1に,非メモリー向けテスター市場でわれわれのシェアを拡大できた。マイクロプロセサ向けで大手ユーザーから受注したほか,液晶ドライバLSI向けなどが好調だった。SoC(system on a chip)テスター「T2000」は,2005年の1年間で,大型筐体の機種で400台程度,小型筐体の機種で50台程度の出荷を見込めそうである。これにより,2004年度末に17%弱だった非メモリー向けテスター市場でのわれわれのシェアは,2005年度末には30%近くまで上昇すると見ている。

 第2の成果は,メモリー向けテスター市場でのシェアが70%弱に上昇し,首位を維持したことである。DDR2のDRAM向けが出遅れているが,それをNAND型フラッシュ・メモリー向けが補った。第3の成果は,6.5Gビット/秒と高速の信号を扱える「T2000」のテスター・モジュールを開発したことである。

 2006年は次の三つを目標に据える。第1に,DDR2のDRAM向けテスターの市場を確実に押さえたい。すでに対応製品を出荷済みだが,DDR2チップの立ち上がりは2006年度第2〜3四半期になりそうである。第2に,T2000のビジネスを拡大する。そのために「オープン・アーキテクチャ」というT2000の特徴を生かす。テスター仕様を公開するだけでなく,テスター・モジュールを開発するサード・ベンダーを支援する。

 第3に,フラッシュ・メモリー向けのシェアを伸ばしたい。NOR型とNAND型を合わせて,パッケージ済みデバイス向けでは60〜70%のシェアを取れているが,ウエーハ・テスト向けはまだ20〜30%しか取れていない。この領域を強化する必要がある。さらに今後は,需要増が見込まれるMCP(multi-chip packaging)向けテスターにも力を入れていきたい。 (談)

(「NIKKEI MICRODEVICES 2005年12月号」から抜粋)