FRAM
マイコンへの搭載で注目を集めるFRAMについては,単体のメモリとしても展示した。機器認証をイメージしたデモで,FRAMの特徴の1つである高速な書き換え機能を来場者にアピールした。
デモでは,EEPROMを搭載したデバイスとFRAMを搭載したデバイス,2種類のリーダーを用意。EEPROM,FRAMいずれのデバイスも正しいIDを記録しているものの,リーダーは一方は1マイクロ秒,もう一方は4ミリ秒の間にIDを読み取れなければ,認証しない設定になっている。4ミリ秒のリーダーでは,いずれのデバイスも認証するが,1マイクロ秒のリーダーでは,EEPROMは1マイクロ秒の間に読み取ることができないためエラーとなる。しかしFRAMは高速なため,1マイクロ秒でも読み取れるため認証できるというものだ。
認証のスピードという単純な仕組みでも,機器の認証システムを可能にするのがFRAMであり,「例えばポータブル機器のバッテリーを,純正品しか使えないようにするなどの利用シーンが考えられる」という。