ウルトラモバイルPCなどを中心に,記録媒体をHDDから半導体メモリへ転換する動きが高まってきていることを受けて,新たなソリューションとして紹介したのがSD/SDHC-ATAブリッジLSIの「MSC1007」だ。SDメモリやSDHCメモリのインタフェースと,HDDのATAインタフェースをつなぐLSIである。
デモでは,SDHCメモリカードとMSC1007を搭載した評価ボードを,ウルトラモバイルPC用のAtomマザーボードにつなぎ,HDDをつないだAtomマザーボードとの間で消費電力の差を実験。駆動部品がないSDHCメモリカードの省電力性を実証するとともに,MSC1007を使えばHDDと単純に差し替えるだけでSDHCメモリへの移行が可能なことをアピールした。IDEインタフェースを持ち,ドライバー開発も不要なため,「SDHCメモリに移行できることが数分で分かる」という。Ultra DMAモード3をサポートしているため,データ転送速度もHDDと比べてそん色ないとしている。