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| 2003年6月9日号(No.849) |
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| 【What's New/視点焦点】 |
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ケータイ受信や4000本TV 目標は2005年デビュー
NHK放送技術研究所の公開から
いつでもどこでも手軽に放送を楽しめるモバイル/携帯テレビと,画質を極めた走査線数4000本の映像システム――。2003年5月に実施された「NHK放送技術研究所の一般公開(平成15年度 技研公開)」では,2005年のデビューを目指すこの両システムの展示に多くの来場者の注目が集まった。
モバイル/携帯テレビは,2003年12月に本放送が始まる地上波デジタル・テレビ放送の番組を,自動車に搭載したAV機器や,携帯電話機などで受信するもの。変調方式にマルチパス干渉に強いOFDMを採用した利点を生かそうという発想である。
初の水冷式デスクトップ機 大口径ファンで静音化
日立製作所の技術でNECが開発
「日立製作所の水冷式ノート・パソコンを見て,やられた!と思いましたね。それが今回のデスクトップ・パソコンの開発につながったんです」。
NECは2003年5月,水冷式の放熱機構を備えたデスクトップ・パソコンを発売した。大手パソコン・メーカーで水冷式デスクトップ機を製品化するのは今回が初めて。ノート・パソコンでは既に日立製作所が水冷式の製品を発売している。NECは,日立製作所から技術ライセンスを受けた台湾の部品メーカーと協力し,デスクトップ機用の水冷モジュールを開発した。
自動運転へまた1歩前進 実用間近のレーダが登場
「人とくるまのテクノロジー展 2003」から
多くの業界が低迷する中,業績が好調な自動車業界。2003年5月末に出そろった大手自動車メーカーの2003年3月期決算によると,トヨタ自動車,日産自動車,ホンダ,三菱自動車工業の4社の純利益は過去最高を記録した。これにマツダを加えた合計の純利益は前期よりも約40%増えて約1兆9280億円と,2兆円に届く勢いだ。
ネットワークで独り立ち AIBOの通信機能を拡充
UPnP対応で家電との連携を視野に
初代機の登場から4年。ソニーの家庭用ロボット「AIBO」は,さまざまな機能を取り込みながら進化を続けてきた。その多くは,ユーザーの働き掛けに反応し,AIBOとユーザーのコミュニケーションを補助する機能である。音声認識や写真撮影,専用端末を使った対話機能は好例だろう。ユーザーがAIBOと対話する手段は着々と増えている。
トヨタが燃料電池車を回収 タンクの口金で水素漏れ
評価基準の見直しも
「水素を充填しているときに『シューッ』という音がした」――。2003年5月15日,トヨタ自動車の燃料電池車の開発部門に衝撃が走った。同社が2002年12月2日に世界初の市販燃料電池車「FCHV」6台を発売してからちょうど半年。そのうちの1台で不具合が起きたのだ。
ソニー,張り合わせ技術で 24インチ型有機ELを実現
継ぎ目をブラックで隠す
ソニーは,2003年1月に開催された「CES 2003」で一瞬披露した24.2インチ型の有機ELパネルの詳細を,同年5月に米国ボルチモアで開催された「SID 2003」で明らかにした。
同社は,有機ELパネルを2007年以降のFPDテレビ戦略の核の1つとして開発を進めている。しかし,多くのメーカーが開発する有機ELパネルは,大型化が難しい低温多結晶SiのTFT基板を用いており,20インチ型を超える大型パネルの実現には,複数の基板を張り合わせるなど新たな手法を用いる必要がある。このときに問題となるのが,張り合わせの継ぎ目が目立つという点だ。
QUALCOMM社が強化 ケータイ動画と高速通信
2CPU/2DSPコア集積の次世代品
「放送品質のビデオ・ストリーム再生,携帯型ゲーム専用機並みのグラフィックス表示を実現する」(米QUALCOMM,Inc.,CDMA Technology部門(QCT)Senior Vice President of Marketing and Product ManagementのJohan Lodenius氏)。同社は,2003年5月に発表した携帯電話機用LSI「MSM7000シリーズ」で静止画/動画処理,高速データ通信といった機能を強化する方針を打ち出した。ゲーム機として利用する場面が増えており,3次元映像技術も積極的に取り込む。例えば,プログラミング・インタフェース「OpenGL」に対応する。サンプル出荷の予定は2004年中である。
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