





|
| 2003年5月26日号(No.848) |
 |
 |
【Leading Trends】
高調波雑音にSSCG
EMI対策部品を減らす
検査期間がわずか1/10に |
 |
| (イラスト:まつもと政治) |
「おかしいな。このプリンター,まさか壊れたわけじゃないだろうな。おい,もう一度確認してくれ」――。キヤノンの相沢隆之氏の声が雑音測定センターの一室に響き渡った。こんなことは相沢氏の長いキャリアの中でも初めてのことだった。
新型のインクジェット・プリンターの発売を目前に控え,相沢氏はスペクトラム・アナライザの画面を穴が開くほど見つめていた。プリンターは正常に動作している。それは間違いない。ところがいつもなら観測されるべき放射雑音が表示されない。頭を抱えていた相沢氏はもしやと思い,ダイナミック・レンジ調整用のつまみを回した。よりスケールの細かい方へと。すると,画面には見慣れた雑音波形がようやく現れた。それは計測器の性能からすれば,誤差ともいえるほど小さな信号だった。 |
 Copyright(C)2003 Nikkei Business Publications, Inc. All rights reserved.
Internet Explorer4.0以上、またはNetscape4.0以上のご利用を推奨いたします。
このホームページに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。
著作権は日経BP社,またはその情報提供者に帰属します。
お問い合わせやご意見はneonline@nikkeibp.co.jpまでお願いいたします。 |
|