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消費者2200人の生の声:「エレクトロニクス製品のここがイヤ」
 日経エレクトロニクスが2002年12月に実施した消費者向けのアンケート調査では,消費者に自由に意見を寄せてもらう質問を設けた。「家電製品やハイテク製品の商品企画についてメーカーにご意見があればご自由に記入してください」として,書き込んでもらった。この結果,延べ4241人の回答者から,2247件の意見が集まった。
 寄せられた意見のほとんどは,エレクトロニクス・メーカーや個々の製品に対する不満や改善要求だった。自由意見欄にも関わらず,同様な意見を書いた消費者が多かった。集まった意見を分類・整理した結果,消費者が現在のエレクトロニクス製品に感じている不満や,今後の製品に対する期待が浮き彫りになってきた。
多機能は迷惑、カスタマイズを望む 機能があっても使えない 何よりも安くして 不具合はコリゴリ、長持ち製品に愛着 製品サイクルをもっと長く 環境だって気になります 似た製品が多すぎ、メーカーの個性見せて 違いをアピールして下さい こんな製品が欲しい--消費者の本音 消費者の意見、聞いていますか

3つの不満が浮き彫りに

 なかでも特に多かったのは,「エレクトロニクス製品には機能が多すぎる」と指摘する声で,300件以上の意見があった。エレクトロニクス・メーカーは,機能を増やすほど消費者は喜んでくれると考えがちだが,実際には機能が増えすぎることで使い勝手やコスト,品質などに悪影響が及んでいるとみなす消費者が多いようだ。個々の製品の機能を絞り込む方策として,機能のカスタマイズやオプション販売を望む声が約60件あった(別掲記事「多機能は迷惑,カスタマイズを望む」を参照)。
 多機能に対する批判と同じくらい多かったのが「製品をもっと長く使いたい」という意見。約270件に上った。背景には,「最近の製品は壊れやすい」「以前と比べて品質が落ちているのではないか」といった消費者の不信感があるもよう。品質保証期間の延長や修理代金の低減といった,アフターサービスの充実を求める声も100件近くあった(別掲記事「不具合はコリゴリ,長持ち製品に愛着」参照)。
 このほか目立ったのは,「同じような製品が多すぎる」という苦言。「メーカーごとの個性を見せて欲しい」という意見と併せ,160件に及ぶ声が寄せられた。差違化を図るポイントとしては,デザインを挙げる消費者が多かった。デザインに対する改善要求は,合計で180件以上と多数ある。一方で,メーカーごとに統一して欲しいという要求が強いのが,各種の規格である。160件もの意見が集まった。中でもDVDの規格分裂を嘆く声が70件もあった(別掲記事「似た製品が多すぎ,メーカーの個性見せて」参照)。
 このほか,具体的に「こういう製品がほしい」「この製品のここが不満」という声も約130件寄せられた(別掲記事「こんな製品が欲しい--消費者の本音」参照

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