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8月9日号  特集

これでインターネットは安くなる

インターネットの本格普及を阻害する最大の要因,
「高い通信料金」にいよいよメスが入る。
これまでNTTがほぼ独占してきた,
アクセス回線市場に競争が生まれ,
通信料金が安くなるからだ。
ソニーなどの新規参入者が名乗りを上げる一方で,
ケーブル・テレビ事業者のような既存の競争事業者も
通信サービスに本腰を入れる。
競争事業者の育成を目的とした規制緩和や,
無線など新しい通信技術の登場が,
競争に弾みをつける。
(菊池 隆裕,芳尾 太郎)

第1部<変化>
新規参入と新技術が続出,
いよいよ「テーガク」へ

「高くて,遅い」というレッテルを貼られていた,
日本のインターネットが変わる。
家庭ユーザの加入者回線をめぐる新しい競争が始まるからだ。
目指すは,多くの家庭ユーザが受け入れる,
「1万円以下のインターネット料金」。
この実現が,新しいビジネス・チャンスを生み,
ハードウエアやソフトウエア,そしてライフ・スタイルを大きく変えるだろう。

第2部<競争>
家庭に攻め込む事業者,
規制緩和が後押し

家庭向け回線のNTT独占がいよいよ崩れる。
高止まりするNTT料金のすきをつき,
ソニーやCATV事業者など,
新規事業者が次々と名乗りを挙げるからだ。
郵政省は競争を一層促進するため,
NTTの回線や無線の利用促進といった
規制の緩和を進めている。

第3部<技術>
コスト低減のカギは
既存回線と無線の活用

家庭のアクセス回線をねらう際に必須となるのが,コスト削減技術。
このカナメとなるのが,既存インフラの利用だ。
CATV回線,NTT回線,そして携帯電話回線を有効に使う。
既存インフラをもたない新規事業者にも,強力な武器がある。
それが,WLLをはじめとする無線技術。
これらの新技術を後ろ盾に,
インターネット・アクセス回線市場の争奪戦がいま,始まる。

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